みなさん、こんにちは!
本日は、Visutorのマンツーマン授業などを経て、CG業界でのキャリアアップに成功した
藤原直登さんへの単独インタビューをお届けいたします。
藤原さんは大学で建築デザインの修学中に、初心者から10ヶ月間をかけてVisutorのオンラインコースやマンツーマン授業などを使いCGスキルを独学で習得され、複数のポートフォリオ作品を完成させ、CGの学生コンテスト(CGWorld Who’s NEXT)で入賞するほどのスキルを習得されました。今日はその勉強方法やきっかけなどの貴重なお話を聞かせて頂きます!!
過去には、バックグラウンドが違う方へインタビューをさせていただいていますので、そちらも合わせてご覧ください。
Visutorのマンツーマン授業でキャリアアップに成功!翁田浩和さんにインタビュー
CGを独学で勉強してから約半年でゲーム会社への就職に成功!〜徳森さんへのインタビュー〜
藤原さんからは、これから独学でCGを学ばれる方に向けてのアドバイスのお話しも聞かせていただきましたので、ぜひ参考にしてみてください。
Q1. CGを勉強されるまでのバックグラウンドを簡単に教えてください
大学院で建築デザインを学んでいます。建築のプレゼンテーション等でも建築のためのCGは使いますが、
本格的にゲームや映画などに使用されるVFX・CGに取り組むことはなかったです。
Q2. ポートフォリオの作品制作を簡単に振り返ってみて、どのような感じで最終的に完成までたどりつけたか教えてください
基本操作を覚えた後はマンツーマンレッスンで作った作品含めて、とにかく自分がかっこいいと思うものを作っていました。自分の実力やかけられる時間を
かなり超えたレベルやスケールに手を出してしまう癖があるのか、1つ1つの作品にはかなりの時間がかかってしまい、その結果作った作品数もかなり少なくなっています。
今考えるともう少し戦略性をもって勉強したり、とにかく数を作っていろいろなパターンを勉強しておけばよかったかなと思いますが、
時間をかけた分作品を作るうえで考えることは多かったです。
Q3. 独学での勉強時間を教えて下さい。また、どのくらいの期間でポートフォリオを作成出来ましたか?
マンツーマンレッスンを受け始めた段階では独学をはじめて3か月ほどで、Visutorの動画教材はモデリング中級コースまで進めていた状態でした。
ポートフォリオ用の作品は1作品目(Last View)は2か月半、2作品目(Walled City)は約5か月かけて作成しました。
1作品目(Last View) 2作品目(Walled City)
Q4. どうやってCGを勉強していきましたか?(独学も含めて)
基本的な操作は書籍で勉強して、そのあとはとにかくモノが作りたかったので、Visutorの動画教材やyoutubeのチュートリアルなどで作り方や手順を勉強していきました。
知識を付けてから作品作りに入ったというよりは、作品を作っていく中でやりたい表現のために新しく調べて技術を覚えることが多かったです。
Q5. 独学で勉強している事の良さと難しさを教えて下さい、また学校と独学の両立についても教えて下さい。
独学で勉強することの良さは自分で時間を見つけて出来ることだと思います。やはり学校と両立するには時間の自由が利くのはよかったです。
難しい点としては書籍やチュートリアルで理解できない部分を質問できなかったり、自分のやっていることが正しいのか間違っているのか確証を得られずに進めないと
いけないところだと思います。今はSNSでプロの方や学生同士で簡単につながれますが、僕はSNSが苦手だったので…笑
その点マンツーマンレッスンでチェックを受けられたり質問できる環境はとてもありがたかったです。両立の仕方としては、
1週間ごとに自分で締め切りを決めて、締切に合わせてこの1週間でCGと研究それぞれ何をするかをできるだけ詳細に予定を立てていました。
またどれだけ学校が忙しくても最低週二日はCGに使うと決めていました。
Q6. フィードバックなどマンツーマン授業も含めてVisutorのおすすめポイントを教えてください
Visutorでは本1冊くらいの価格で動画が何度でも見返せる点がいいと思います。実際にオリジナル作品の製作途中にも何度も見返しました。
マンツーマンレッスンでは質問できる点と、フィードバックを受けられる点がよかったです。特にフィードバックではプロの目を疑似的に体験できるので、
プロはどこを見ているのか、何をもっていいと判断しているのか、という一人で作成していては得られない判断基準を知ることができました。
Q7. CG初心者でこれから藤原さんのようにご自身で勉強して就職を目指したいと思っている方に何かアドバイスがあれば、教えてください
学校に通うのと比べて1人で勉強することは不安も大きいと思います。その中でもマンツーマンレッスンやコンペなどを活用して人に自分の作品を発表することは、
1人だけでは得られないレベルアップに繋がると思うので、不安に負けず頑張ってください(一緒に頑張りましょう!)
Q8. これからCGアーティストとしての目標を教えて下さい
将来はハリウッド映画に携わることが目標です。建築の設計をしてきたからこその強みを持った背景モデラーになれるよう努力していきます。
藤原さん、インタビューのご協力ありがとうございました!
大学で別の事を勉強しながら、さらに独学でCGを学びコンテストで賞を取れるほどスキルをつけられた事、とても素晴らしい努力をされたと思います。またスキルアップのために講師との1対1のマンツーマン授業などや、学校との両立や細かな計画から実行力など素晴いと思いました。
別の事を学びながらCGを独学で学ばれている方や、これからCGを新しく独学で勉強されている方などに向けて、とても役立つ情報でした。改めて貴重なお話ありがとうございました。
これからもさらなるご活躍を期待しております!
Visutorではまったく1からのCG初心者に向けてから、ハリウッド業界で今使われている技術など幅広くCGを学べます。教えている講師は、全員ハリウッドVFX業界の現役講師やベテランの講師たちです。またマンツーマン授業では、その講師と1対1で授業を受けられます。
様々なVFX・CGの授業のコースがあるチュートリアルはこちらから
CG初心者にはとても人気のあるMaya初級コースは無料で受講できるので、初心者にはおススメです。またマンツーマン授業はこちらに詳細があります!
それでは、また次回のブログにて!!