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みなさん、こんにちはVisutorです。

今日は動画のチュートリアルやLiveチューターでは無く、ブログでCG背景の作り方を記事にて紹介したいと思います。

トップ画像にもあるように今回はフルCGでガレージを作って行きます。まずはモデリングからラストはコンポジティングまで
ブログにて前編・後編と紹介していきたいと思います。今CGを勉強している方や自主制作をしている方などワークフローなど参考になればと思います。

本日よりハリウッド現役日本人VFX/CGアーティストとのマンツーマンコースが開講しました!こちらが授業の詳細ページになります。
またチュートリアルでは、ソフトの使い方の説明など様々にありますが、今回は単純に作り方をブログにてご紹介していきます!
ソフトの使い方や様々なチュートリアルはこちらのリンクから!
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それでは、さっそく作って行きましょう!まずはモデリングやプランニングからスタートしていきます!

・Step1 モデリング編

まずは情報収集からスタートです。Googleでも画像検索でもなんでも良いですが、とにかく沢山の情報を収集するようにします。

ここである程度のイメージを固めて、作りたいものを考えていきます。
あらかじめに写真をたくさん集めて頭の中で構想を作っておく段階なので、ポイントしては

・出来るだけバリエーションの写真をあつめる
・集めたら構想を組んで足りないと思う箇所を想像しながら再度資料をあつめる

この作業の繰り返してある程度集めておきます。

そして、Maya状で簡単なブロッキングをしていきます。簡単なジオメトリーとポリゴンで作成していきます。

ここである程度の形や構想を練って行きますので、ぐりぐりと動かして様子を見ていきます。
最初のプランニングや構図なども大切ですので、色々な角度から作って見て行きましょう。

そしてある程度の形が決まったら、次はベースとなる形とスケールを図って行きます。

全体の大きさがぶるうとリアルでは無くなってしまいますので、目安となる車を置いて、ある程度のガレージの目安を図って行きます。

車の代わりに人型のスケール(HumanBody)を置いても非常にサイズ感がつかめるかと思います。

目安となるジオメトリーから実際の物にあるようにパーツを分割して、デティールを作って行きます。

1から新しいものを作って配置したり、参考資料をよく見ながらひとつひとつ忠実に再現するようにします。
沢山物を置いた方が絵に充実感が出ますが、今回はあえて物を少なくしていきます。

天井のメタルパーツも実際に存在するものを資料から探して、このモデルに合う物を探しました。

T字型やH型の金属の柱のパーツなども良く考察しながら、再現していくと良いと思います。

床のメッシュや側溝の所にも気を使っていきます。細かいところはデティールを入れれる場所になるので

あまり細かくても変になってしまうのですが、十分スケールに合った再現度を目指していきます。これだと画像にあるようなデティール具合で良いです。
カメラからの距離なども大切ですが、出来る限りひとつひとつ丁寧に忠実に再現していきます。

モデルが完成した段階で、フラットですが背景だけおいてレンダリングしていきます。
レンダリングして見てモデルのディティールや最終的な見え方が予想できるので、確認する段階ではグレースケールで出して見ると良いでしょう。

ここである程度の最終の絵のモデルのディティールを確認する事が出来ます。

次はお待ちかねのUV展開です。どんな人間でも辛いこの作業ですが、粛々と終わらせて行きます。UV展開の時に気をつけるポイントはやっぱりこの2つ

・ちゃんとキレイに一つづつ展開できているか
・全体のスケールが合っているか

です。要はUV展開の時の一つづつの面の大きさが一緒になっていないと、ペイントした時の解像度がズレると言う話と
あとは綺麗に展開しないと、うにょーん、とテクスチャが伸びてしまうと言う話です。

だいたいこれが重要なので、淡々とこなしていきます。

UV展開も出来たら、今度はある程度のライティングをしていきます。シンプルなライトですが、ここである程度置くだけでもガラッと印象が変わります。

ここで言うなればシャドーの影の感じや全体のライトの入り具合や絵の雰囲気なども作って行きます。

良くライティングをするときにグレースケールの状態でライティングを作る事がありますが、これはグレーの状態でライティングをする事によって色や明暗がキレイに見えるためです。
マテリアルや質感が入った状態だと光がしっかりと判明できない可能性がありますので、ニュートラルな状態でライティングを行う手法をまず今回は実施しています。

それでは、続きのテクスチャとマテリアル編の後編はこちら!