みなさん、こんにちは、Visutorです。
今日はSubstance Painterで初心者からベテランになるまでの方法やショートカットなどを、全てまとめて順番にご紹介していきます。
Substance Painter(サブスタンスペインター)とは、今となっては海外CGスタジオではテクスチャリング(ペイント)には欠かせないソフトです。
CGモデルでも重要な絵を描くテクスチャリング作業の工程で使われるソフトで、他にもMari(マリ)やPhotoshop(フォトショップ)と言うソフトも存在しますが、やはりこのSubstance Painterはその便利さなどから数年前の登場から圧倒的な支持を受けています。
今日は初心者のための使い方の説明や、中級~上級から便利なショートカットなどまとめてご紹介したいと思います。
またソフトを効率的に使いこなすための情報や最新バージョン2018の機能までご紹介していきます!
CG初心者の方などは、モデリングはMayaなどのソフトでされる方は多いかと思いますが、テクスチャリングをこれからはじめられる方にとっては、このソフトSSP(Substance Painter)は間違いなくおススメのソフトです。理由としては、複数のソフトを使わなくてもこれ一つですべて完結出来るのが最大のメリットの1つです。
今までは手書きでひとつひとつペイントする必要があったものなども、このソフトを使えば、ソフトが自動的にペイントしてくれたりもするため、作業効率的にも圧倒的に便利なソフトです。
CG的AIと言っても過言ではないかと思います。また、お値段も非常に安く2万円前後と非常にお得です。
CGとはなんぞや?と言う方はこちらのブログも参考にして見て下さい!
【初心者必見】今からCGを始めたい方に送る道しるべ!〜前編〜
それではまずは、この3DCGのお絵かきソフトの簡単な使い方と学び方をご紹介していきたいと思います。
VisutorにはSSPの講座が充実しており、学ばれた多くの方より、とても分かりやすいと言う評価をたくさん頂いております。
また、CGまったくの初心者には、初心者向けMaya基本コースを無料で開講しておりますので是非ご覧ください。
はじめのスタートの使い方は、3つの授業が下記より無料で見れるので、ソフトをインストールしたら、さっそく動画で一緒に勉強していきましょう。
こちらのVisutorのコースに登録して頂ければ、ペイント用のモデルなどもダウンロードして頂けます。
続いてはブラシなどの説明をしていきます。
以上が無料でご覧いただける内容になります。
こちらのコースを受講された後には、基本的な操作や使い方など十分マスター出来ていると思います。
そして、基本操作に続いておススメのコースが、消火器プロップのコースになります。
応用編のチュートリアルになり、実際のワークフローやペイントの順番やリアルな質感のつけ方など幅広く学ぶ事が出来ます。
こちらのコースはVisutorのサイトより単体で購入する事も可能ですが、まとめて勉強するならお得な月額コースを受講される事をおススメします。
消火器プロップコースの詳細は、こちらの紹介ブログもチェックして見て下さい。
そしてお次はキャラクターのペイント方法。
顔のペイント方法、肌の塗り方や目・瞳(Eye)のテクスチャ方法などご紹介していきます。
こちら2つの応用コースとも1時間程度でSSPの幅広い使い方を学べる内容になっていまいます。
この3つのコースが終わった時点で、かなりの範囲を使いこなせるようになっています。
このキャラクターペイントコースの詳しい内容もこちらの紹介ブログを参考にしてみて下さい。
次にまた2つの応用コースについてもご紹介していきます。
もっともっとペイントをやって勉強した方や、テクスチャと言えば忘れてはならないのがUV展開などの方法なども教えられています。
次はSFモデルのペイントをしていきます。架空のモデルになりますが、自分で作ったコンセプトのモデルをペイントしたい方や、モデルはできたけど、どうやってリアルにペイントすればいいの?と言う方におススメのチュートリアルです。
こちらはSSPの使い方ももちろんですが、どうやってモデルをリアルに見せれば良いかなども解説されています。
またテクスチャリングする際の質感の表現や、表情を持たせるポイントも学ぶ事が出来ます。
次は背景モデリングのペイントコースになります。
こちらは山の道をなどをVrayなどを使っていくコースになりますので、SSPも含めた総合的なテクスチャリングを学ぶ事が出来ます。
こちら2つのコースとも、CG制作のプロセスで作られているので、ペイント方法学習後に実際の3D製作の手順を追っていく事が可能です。
上記5つのコースを全て終了すれば、かなりのSSPの内容を習得する事が出来ます。
実際の方法と使い方が分かれば、あとは実践あるのみ!たくさんのモデルを次々とペイントして行きましょう。
コースの中でもかなり紹介されていますが、こちらが便利なショートカット集になります。
さてさて、SSPの2018の最新目玉情報を最後にご紹介していきましょう。
SSPはその登場以降基本的な機能はあまり変わっていないのですが、今回2018番の目玉アップデートを主に見ていきましょう。
SSSシェーダーが登場
こちら色々なユーザーから要望が多かった、肌や透明感を表現するのに非常に便利なシェーダーSSS(サブサーフェススキャッタリング)が搭載されています。これでリアルなスキンレンダリングを表現する事が出来ます。(おそらく今アップデートの最大のポイントです)
プロジェクション投影(Projection)と塗りつぶし(Fill)の改善
今まで何故かできなかった、スクエア(Square 正方形)以外の解像度のテクスチャのプロジェクション可能になりました。デフォルトだったタイリング(Tiling)もオンオフが可能に。(ここはやっと直されて通常になった感じですね、これから触る初心者の方は無視で大丈夫です)塗りつぶしFill機能はトランスフォームマニピュレータを使って、拡大縮小・回転などサイズ変更が可能になりました。
あとの細かい内容は下記です。
- カメラとメッシュと共にインポート(Import)可能に
- マテリアルとスマートマテリアル(Smart Material)をIDカラーにドラッグアンドドロップが可能
- Alembicファイル形式のサポート対応(VFXやアニメーションからの要望を満たしますね)
- GLTFサポートの改善(Sketchfabなどからダウンロードしたメッシュをインポートして、テクスチャの配置場所を気にせずインポート可能)
- Visible-ifステートメントと埋め込みプリセットがサポート
向上した機能としては、
- タブレットペンの精度が上がり、よりスムースなラインを描けるようになりました。
- テクスチャのSeem(切れ目、シーム)がより分かりにくく見た目が向上しました。
- 単純に全体的なパフォーマンスがあがり、ソフトがより早く使いやすくなりました。
以上が主に注目するポイントだと思います。やはりSSSが最大の魅力だと思います。
あとは全体のパフォーマンスが向上して、より一層使いやすいソフトになったという印象があります。
これからの3DCG製作には欠かせないソフトであるSubstance Painter 2018バージョンもかなりバージョンアップしております。
コースの申込は下記フォームより受講いただけます。授業はチュートリアルなので、社会人の方でも学生の方でも好きな時に好きな場所でいつでも見て頂ける事が出来ます。
サブスタンスペインター単体での購入も可能ですが、月額で登録頂ければ全てのコースが4,900円で全て見放題でお得になっております。
Substance Painterコースだけではなく、Substance Designer(サブスタンスデザイナー)のチュートリアルも充実してますので、宜しければまとめてご覧頂ければと思います。