みなさんこんにちは、Visutorです。
本日は作品作りのTipsをお届けしたいと思います。その名も「ポートフォリオのCG作品のテーマの選び方」のポイントをお届けしたいと思います。
独学でも学校でもCG学習をはじめて、いざ卒業制作や就職の際の作品を作ろうと思った時に「何を作れば良いのか?」と迷う人も多いと思います。
今日はテーマの決める時の5つのポイントをご紹介して行きます!キャラクターモデラーになりたいけど、何を作れば良いのかよく分からない。。などテーマを迷っている方などに選ぶべき題材などをご紹介して行きます!
こちらに海外用に応募するデモリールを作る時の4つのお約束の記事があるので、こちらも参考にどうぞ!
その1 目標に合ったものを作ろう
ポートフォリオは結局は会社に応募する訳なので、自分が行きたい方向性に合わせた物を作りましょう。ゲームか映像系などと分けられると思います。ゲーム系ならゲームモデルを参考に出来ますし、映像系ならフォトリアルを目指すと良いです。アニメーションでゲームならアクション系を選んだり映像系なら演技系を選ぶなど、これだけでも十分選ぶテーマを絞る事が出来ます。
物凄いリアルなCGを作ってもアニメーションスタジオに持って行ったら「うちとはスタイルが合わない・・・」と言う事にもなってしまうので、自分の方向性に合っている物をまずは選ぶようにしましょう。
その2 スキルをしっかり見せられるものを選ぼう
方向は決まったとしても具体的にはまだまだ決まってない。。。と言う場合も多いかと思いますが、その場合は「しっかりとスキルを見せられる物」という観点から考えて行くと良いです。
例えば車のモデルを題材として選んだ場合でも、すごくシンプルな真四角のトラックよりも、曲線が複雑なスポーツカーやクラシックカーの方が難易度が高く、よりスキルを証明出来ます。エフェクトであれば、複数の爆破が上手く組み合わさっているものの方がスキルを多く見せれるので良いです。
シンプルな物でも組み合わせなどによってはもちろん題材として優れている場合もありますので、一概には言えないですが、スキルをしっかりと見せられるように作り込められる物を大切にしましょう。
その3 好きな題材を選ぼう
ここに関しては言わないでも好きな題材を選ぶ!と言う方がほとんどでしょうが、作品作りはモチベーションが大切ですので、上記2つのルールを守っていく上でもしっかり作れるように、ある程度モチベーションが保てる物を作ると良いです。
その4 壮大になり過ぎてクオリティが落ちないように注意
これに関しては逆に小さくなり過ぎないようにも注意が必要です。壮大なクオリティな物を作ったとしても結果レンダリングが出来なかったり、一部しか完成して無くて作品としてまとまりが悪くなったりなどです。
結果的に作品が小さくなると言うのは全然期間が間に合わないと言うような事で、元々のプランが巨大すぎる可能性もあります。ある程度はしっかりと作り切れる物をテーマとして選ぶと良いので、ここはどれだけ時間を費やせるかや自分と相談すると良いです。事前の計画もとても大切です!
その5 追加のスキルも見せて行こう
メインに大きくドーン!と作品があれば基本的には完璧ですが、出来れば追加のスキルも余裕があれば少し見せていくと良いです。これはメイン作品にも言える事で、背景モデラーでも背景の中に少し銅像などキャラクターなどを入れて置く事で良いバリエーションを見せる事が出来ます。
ただ自分の中で未完成の物などを数を揃える目的だけで載せておくのはあまり良くないです。あくまでもポートフォリオなので自分のスキルが伝わる物を見せて行きましょう。一つのメインの後にあと2つくらい作品があれば十分です。
例えばキャラクターモデラーならメインのキャラクターを見せた後に、動物のスカルプトを見せたり、カーモデルなどを見せたりするのは非常に好印象です。
さていかがでしたでしょうか?これで大体は選ぶテーマが絞られたと思います。作品は一度決めたら終わるまでは、当たり前ですが変えられないので、慎重にテーマ選びを行う必要がありますので上記のポイントなど参考になればと思います!
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それでは、また次回!!